LEDを使った女優ミラーの作り方 ドレッサー製作の後編
はじめに
以前ドレッサーを作りました。
ドレッサーの蓋には大きな鏡を付けたのですが、鏡の脇にはライトがなく、いわゆる女優ミラーのような鏡にはなっていませんでした。
このままだと、化粧するときに、顔を照らしてくれるライトがないため、化粧がうまくできません。
そこで今回はLEDを使って女優ミラーにつける女優ライトを作りました。
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作りたいライト(女優ミラーとは?)
イメージとしては下図のような感じです。鏡の両脇にライトがついていて、顔を照らしてくれるようにしたいです。 画像では、LEDが鏡に埋まっていますが、鏡を加工するわけにはいかないので、鏡の両脇にLEDライトの棒をつけようと思います。
材料
5mm白色LED OSW5DK51A5A 20個
外から黄色いのが見えなく、白いのが特徴です。他のLEDは黄色いものが多いです。LED光拡散キャップ(5mm) 白
LEDが黄色い可能性があったので、それを隠すために買いました。結局LEDの電球自体は白かったのですが、まぶしかったので、このキャップを付けました。定電流源IC(20mA) 4個
LEDに直列に繋げばLEDに流れる電流が20mAになる優れものです。プラスチックケース SW-65B
回路を入れる箱です。波動スイッチ DS-850K-S-ON
ON・OFFが書いてあってわかりやすいパネル取付型スイッチです。2.1mm標準DCジャック MJ-60
ACアダプター
家に落ちていた15VのACアダプタです。配線モール
家に落ちていた白の配線モールです。LEDの配線を隠すために使用しました。その他
基板、電線やコネクタは適当に家にあるものを使いました。
回路図
LEDは鏡の片側に10個、合計20個使うことにしました。実際はそんな数は必要なかったと今では思ってます…
LEDの後についている記号は定電流源です。
製作手順
配線モールにLED用の穴を開ける
家に転がっていた配線モールにLEDの電球を出す穴を20個開けます。 そのモールを半分に切ります。
LEDを取り付けてハンダ付けする
穴の開いたモールにLEDを取り付けます。足を曲げて、LEDが5個ずつ直列繋ぎになるようにハンダ付けします。
LEDは穴にはめただけで、接着剤は使っていません。
試しに光らせてみる
回路を作る前に試しに安定化電源を使って光らせてみました。眩しかったのでLED光拡散キャップをつけることにしたのが右の図です。
回路を作る
回路図の通り、配線します。定電流源はLEDと同じで向きがあるので注意です。
回路を入れる箱を作る
回路を入れる箱を作ります。この箱にはスイッチやDCジャックを取り付けます。 カタログを見ながらスイッチやDCジャックの取付穴、LEDに繋がる電線のための穴を箱に開けました。穴は家にあるフライス盤で作りました。
箱に回路を入れてハンダ付け
箱に回路を入れて、スイッチやDCジャックを取り付け、はんだ付けします。
ドレッサーにLEDをつける
モールの裏に両面テープをつけて、ドレッサーの蓋に取り付けます。 ドレッサーの奥に穴を開けて電線を通し、ドレッサーの側面に回路を入れた箱を取り付けます。
LEDを点灯
LEDが無事点灯することを確認して完成です!
感想
今回は自作ドレッサーの鏡にライトをつけてみました。ライトを付けて化粧をしてみましたが、なかなかいいです。
気づかない方が幸せかもしれない化粧のムラまでわかってしまいます笑
今回はLEDを20個も付けましたが、LEDのキャップをつけないなら10個くらいでもいいかもしれません。
結構簡単にできましたし、家にあったもの使ったので1500円もかからずに作れました。
(自作した取っ手を除いたら)女優ミラーつきドレッサー全体で1万円いってないです。
ドレッサーを使うたびに嬉しくなるので、自作はいいものだなと改めて思ってます。
次は何を作ろうかなと思案しています。(磁石は忘却の彼方です笑)
それではでは。